出揃ってみれば

東西カンファレンス決勝は、レギュラーシーズン1位2位対決と相成った。

パーカーが負傷というニュースを見て、あれあれ……と心配していたら、続報によると、軽傷で次の緒戦から出場というので、なんだ良かったね、と思ったら、イバカが今季もう出場出来ないというニュースが!

うーん、それは……スパーズ有利かな。

元々どちらが堅いといえば、私はスパーズだと思っていたんだけど、そうは言ってもサンダーにはケビン•デュラント、ウエストブルック。なにせ破竹の勢いで来られたら、スパーズは圧倒されかねない。でも、イバカ抜きではかなりバランスが崩れるなあ。

ヒートvsペイサーズに関しては、緒戦がそういえばインディアナなのがちょっと気に障るけれど、まあ先にブレイクしてしまえばいいかもしれない。

なにせ私はレギュラーシーズンのインディアナでの2戦目はレフリーがおかしかったのが敗因だと思っているくらいだから、基本的にはヒート優位だと思う。

優位なら楽々勝てるってものじゃないけどね。

ネッツ戦も、優位なのはヒートだけれど、ラプターズではなくネッツが勝ち進んできた時には、多少不安になった。

なにせ今季それまで、6戦全敗という極めて偏った戦績で、大敗すればしたで意味がわからなかったし、接戦をすべて落としたのも、あまりにも縁起が悪かった。

最後の最後で運に恵まれない構図が出来ていることは、理性的ではないけれど、やっぱりいい感じはしない。

とはいえ流石はポストシーズン。ホームではきちんとヒートのペースで勝って、Game3みたいなのはさすがに仕方ないとしても、Game5はハラハラさせられつつも最終的には魅せる試合運びであった。

レイ様の美味しいところを持って行きぶりにはクラクラしてしまう(笑)

1/7のくせに最後に決めたばっかりにヒーローインタビューか!

あれはチャルのパスが良かったなー。あのパスを欲しいと思って待っていたアレンも立派だけど、完璧に引っかかるシュートモーションからのパス! 素晴らしかった。

ウェイドが先行活躍して、レブロンと他の選手の3ptがあまりにも入らないので気を揉んだし、すごいパスミスが何回かあって吃驚した。前半は人に譲り過ぎて調子を崩したのかと思ったけど、最後にはゲームリーダーになったレブロンであった。

監督も嘘でも(?)落ち着いていたなあ。

3ptなんかは、入らない時は入らないので、最終局面では本当にどきどきしていたし、ピアースがあきらめ顔を浮かべた残り21秒くらい?では、私は全然安心していなかった。全然落ち着けるわけないよ! その後せっかくピアースがファールにきていたのにタイムアウトを取って救っちゃったし、まんまとジョー•ジョンソンは3ptを決めるし、レブロンフリースローを1本外すし!

残り10秒弱でピアースは充分「まだある」って顔になっていた。そりゃあそうだ。

残り5秒でピアースがボールを落としたように見えたリプレイなんかは、レブロンが明らかにピアースの腕を叩いていたのでファールを取られるかとヒヤヒヤした。もうボーナススローに入っていたし、そのFTが決まれば同点……OTに入ったらまた5分間気を揉むことになる。

でも引き続きJジョンソンのディフェンスをするレブロンの動きは良かった。前回試合の5ファールを負っていたにも関わらずジョンソンを2回とも封じ込めたディフェンスも本当に良かった。

さてこのプレイオフでは恐らく出番を貰えないであろうオデンだけれど、来季の契約はどうなるんだろう。ビーズリーもだけど、来季のプレイオフを見据えて育ててあげて欲しいなー!