25点の内訳 @ペイサーズ戦Game2

Game1も期待していたのに、蓋を開けると終始ペイサーズが先行して、乗り遅れ続けるヒートであった。そんなに悪くないだけに、相手がよっぽどいいみたいで苛々する。レブロンも別に悪くはないのだが、一人で逆転するほどは目覚ましくもない。

そのままズルズルと試合終了してしまった。

別に1戦目を落とすヒートなんて珍しくもないし! と嘯くものの、連敗スタートはしたくない。ホームに強い、とかはこの際関係ないし。

ディフェンスは良くなった。

1年前を見るような、積極的なダブルチームと高い位置からのチェック。

ノッてしまったランス•スティーブンスは誰が守るんだろうと思ってみたら、意外とコールだった。意外と言っては失礼か。ディフェンスに定評はある。単純に体格と運動神経だけじゃないというのがディフェンスの面白いところだ。相性もあるし。

面白いマッチアップと言えば、ポール•ジョージにレイ•アレンが付いていたこと。分が悪いとは言われつつ、ファールを「使って」よく止めている。その間レブロンが誰に付いているかと言えばジョージ•ヒルだったりして少し謎だったのだが(ヒルがそこまで重要?と)、試合後インタビューでコールについて尋ねられたウェイドが、コールがスティーブンソンに付ければ、ウェイドがポール•ジョージに付けて、そうするとレブロンが相手PGに付けていい、というようなことを言っていた。

司令塔から崩せることが重要ってことなのかな?

確かに、PGに掻き回されて負けたプレーオフの試合は幾つも印象にあるけど……。

Game2前半、おとなしいとか目立たないとかWhere's LeBron?とか言われていたレブロンだが、1点ビハインドで迎えた第4Qではこのピリオドでのヒートの得点25点中12点を稼いだ。残りの10点がウェイドなので、ほとんど2人で取っている。(あと3点はコールの3pt)

いいところでスティールしたのもレブロンだし(そう言えばその時にまさにジョージ•ヒルについていたわけだが)、最後のフリースローを1本外したのは頂けないが(あれのせいで逆転されんじゃないかとヒヤヒヤした!)、終局的には素晴らしい活躍でもって勝利をもぎ取ったと評価されるだろう。

それにしてもお馴染みウェイドと2人揃ってニコイチのポストゲームインタビューにて、4Qでの活躍に触れられて、「自分がアグレッシブにいったことで周りも決めてくれて良かった」的な事を言っていた(ようだ)。しかし、周りはみんな決めてないから! あんたとウェイドがほぼ2人で決めただけだから!(笑)

案外テキトーな把握だなあ。