静かに悲しい。

本当に力及ばずという感じで辛かった。こちらのディフェンスはポカッと空くのに、相手ディフェンスはレブロンに3人寄っているはずなのに、シューターへボールを回せない。なんでなんだろう? って、それはウォリアーズがいいディフェンスをしているってことなんだろう。

シューターの個人能力勝負以前に、スペース勝負で負けていた。

キャブスはシーズン最初、そして大きなトレードがあった直後、本当にディフェンスが酷かった。そりゃあコンビネーションのものだからメンバーが変わりたての時は仕方ないんだけど、単発で放ったシュートが外れて相手にボールを取られて速攻でさくっと点数を決められるパターンでどんどん点差をつけられるのを見るのが辛かったものだ。それがいつの間にか流れるように連繋するディフェンスで守れるようになって、強くなって嬉しかったな。シーズン終盤は本当に吃驚するほど勝てるようになった。

でも、ファイナルでは通用しなくなってしまった。

ウォリアーズは立派なチームだったと思う。奢らず焦らず浮き足立たず、勝利をものにした。

キャブスは結構単調なチームだし、その危うさはずっと感じていたんだけど、にも関わらずカンファレンスファイナルではホークスを下して、ウォリアーズにだって最初の3戦までは通用していた。途中までならば競るところまでいった。

来季、またもっと良くなって欲しい。逆に言えば、まだまだ成長の余地ありなんだから。

今日は辛いけど、まだレブロンを好きでいられて目標もあって、今季はおしまい。また来季。