ある天文学者の恋文

久しぶりにトルナトーレ監督の映画が当たりでした♪

いや、とりあえず必ず見ることにしているんだけど、微妙なこともあってしばらくコレというのがなかったのですが今回は一点目をつぶれば、かなり良し!
……前回のも、題材はかーなーりー好きだっただけに惜しかったんですけどね〜。
なんといっても監督の最近の悪い癖は、壮年の男性……ぶっちゃけジジィが若い美しい女性に恋をして、それはまあいいけど、あまつさえその美女もジジィを愛するようになるという……それ、ジジィの妄想だろ!? を映像化しちゃうところです。ラブシーンが生理的に受け入れられない。30歳以上の年の差カップルが欲望を懐き合う……っていうのは、ひたすら「ないわ~」って感じます。たとえ現実にはあっても、フィクションでこそそれを見せるのは止めて頂きたい。気持ちが悪い。
今回の映画も、その悪い癖は全面に(前提に?)あったのですが、それでもまあ話の骨子がともかく好きなものだったので、後味の悪かった前回作よりはもう一つ上で、まあ良しの評価としたいと思います。

うーん、でもこれ、まだ上げ初めし前髪のお年頃の、幼なじみが親の都合で片方がちょっと遠い州に、あるいは外国に引っ越しして、あんまり直に会えなくて……ってシチュエーションに置き換えて作れないかな?
幼なじみ白血病パターンはやめろと?(笑)
ううーん。それもそうなんだけど。ううーん。