@ペイサーズ 第6戦
第5戦のお返しをしっかりされてしまった形になった第6戦。
3ptシュートが大量にあたってリードして終えた1Qで、ちょっと嫌な感じがした。
3ptは入ればラッキーだけど、確実に点が取れているのかどうかがよくわからないから、勝った後ならたくさん決まっていると格好いいけど、ゲーム途中で……殊にゲームの始めでは不安要素になる。
それでも2Qのディフェンスは悪くはなくて、相手のダンクミスが続いたのもディフェンスのプレッシャーが効いているのかなくらいに楽観視していた。
酷かったのは3Qのシュート確率。やっぱり敗因はここだろう。いくらなんでもレイアップであんなに連続で外していたらどうしようもない。
ラスト数秒でレブロンがフリースローを4点も稼ぎ、4Qで一時4pt差まで詰めたのも虚しく、最後までずるずると不調の色を引きずっての敗戦になってしまった。
そこまでペイサーズが良かったわけでもなく、そこまでクリス・アンダーセンの出場停止が響いたとも言えないような………。でも確かにジョエル・アンソニーの得点感覚は明らかにアンダーセンには劣るのが見ていて切ないところではある。アンソニーも頑張っているんだけどな。
見ていて、よくわからないのは、ヒートはもっと無理矢理リバウンドゾーンに入っていく人がいてはいけないんだろうか?
遮二無二3ptに行って、そのかわり必ずゴール下に誰かが入っておく…みたいな。
そういう雑な考えでは、全体像が壊れるのかな。
第7戦まで縺れて、駄目だとは思わないけど、どんなことも起こり得るから怖いとも思う。今日みたいな試合の後はなおさら。
前回みたいな試合ができるヒートなのに、ウェイドのシュートがあまりにも決まらないとか、ボッシュのボールハンドリングがあまりにも酷いとか、見ていてつらかった。
レブロン一人の双肩にかかるとか、やめて欲しい。
そこまでヒートばっかりのファンじゃない人は見ていて楽しいシリーズだろうな。
でも、ここから、去年もファイナルに上がるのが一番苦労だった、なんて語られるヒートなんだから、ファイナルまで突っ走って欲しい。