vsペイサーズ最終戦

ゲームが第9戦まであれば、そこまで縺れそうな気さえするシリーズであったが、勝負の第7戦を制したのはヒートだった。

ああ、良かった!

 

第6戦の後2日間あれこれ考え、結局どちらに転んでもおかしくはないという結論に至っては、またぐるぐる考えることを繰り返していた。

結論に変わりはないのに考えるのは止められないから仕方ない。

 

1Q堅いディフェンスを敷きながらも、スティールを狙ってギャンブルしたり、ヒートは攻撃的なディフェンスを見せた。ペイサーズにターンオーバーを連発させたのは、心理的にも上手かったかもしれない。オフェンスはレブロンが様子見、ウェイドが奮起して、全体に満遍なくボールが回って得点もあったのは良かったもののFG%は低かった。ただ、随分オフェンスリバウンドは取れていてそれは良い点だった。

僅差リードを許したものの、1Qで焦る必要はなく、続く2QはヒートのQになった。

 

とはいえリードしたのが早すぎて、後半始まったらどうなるかとまだまだ安心できないでいたら、入りはペイサーズのオフェンスがうまく決まった。よくわからないけど修整してきた…ってやつか?

しかしヒートの攻撃も別に抑えられたわけではなく、得点は止まらなかったので点差はキープでき、そのうちペイサーズのファールを嵩ませ、ものすごく高い位置でトラップをかける猫だましプレイ(と私は呼んでいる)をかまし、若いチーム相手に老獪なゲームメイクを展開したのだった。スポ、ナイス!

 

3Qでもリードを拡げたものの、過去のプレーオフマブス戦で20点以上の差をつけていたのに逆転負けした前科もあるヒートなので、ウェイドが客を煽るジェスチャーをすると「あんたは調子のんなッ!」とすかさずツッこんでしまう。気を引き締めていこー!おー!と一人掛け声など発しつつ、ついついニヤニヤせずにはいられないのたった。だって、2年前のヒートとは違うしね!

 

4Qではもう残り5分位でレブロンを下げてしまい、順次スターターもベンチへ。ただしチャルだけは、途中でノリス・コールが喧嘩両成敗な退場を食らってしまい改めて引っ張り出されたけれど。コールは普段わりと優等生イメージだけど、喧嘩退場とは…やっぱり若いなー♪

 

それにしてもバティエが全然出ないので、第5戦だったかハンズブローに踏まれて怪我したんじゃないの!?と心配で心配で!

だっていくらサイズ負けすると言っても5戦までは守ってきているんだし、その条件ならミラーだって同じなはずなのに、バティエは第7戦では全く出場しなかったんだよ?

とある解説者によると、戦況を変えるため出場選手を変えている…という解釈だったけど、どうなのかなー? そうならいいんだけど。