vsスパーズ第1戦

そりゃあもう拮抗したゲーム展開で、しかも各Qで少しずつ上回る点の取り方も悪くなかったにも関わらず、最終Qでひっくり返されるという手痛い敗戦になった。

チームとしてヒートが十分良かっただけに、これで負けるなら、毎試合縺れておきながら一勝もあげられなかったグリズリーズの悪夢の轍を踏んでも不思議がないような思いに囚われて辛かった。

 

去年、サンダーはスパーズに1戦目を落としたものの2戦目からは勢いで圧倒して4連勝したけれど、あの勝ち方でいくのがいいんじゃないだろうか。手堅く付き合ってしまうと、さすがにしんどい。

 

ウェイドがかなりアグレッシブに突っ込んでいっていて、切れ味のあるステップからゴールを決めるのは、見ていて爽快だったものの、その分レブロンが控え目に見えるのは確かだった。別にそれ自体は構わないというか、きちっとトリプルダブルに働いているんだから「勝てば」問題ないんだけど、負けてしまうと最後の最後で彼自身に満足いくだけの出力ができたのかが気にかかる。ノリきれなくて不完全燃焼なプレイにだけはなって欲しくない。

 

バティエがまだ決まらず、少し出場時間も少ないままなのは悲しいけど、レイ・アレンがここで戻してきているのは嬉しい。