vsスパーズ第2戦
ホーム2連敗は避けたい、と願いつつ、「同じく高さがあり守りも手堅いペイサーズ以上にヒートはスパーズに苦しむ。なぜならスパーズはペイサーズよりターンオーバーが少ないから」という言葉に心乱される第1戦の敗戦明けなのであった。
おまけに若いチームと違って慌てさせて、という心理戦も小細工では効かない感じのベテランチームだし。
ただマスト・ウィン・ゲームとは言いながらも、悲壮感のないヒートの練習風景にはほっとした。
ゲームを楽しんで欲しいという想いはいつもあるのだ。2年前、マブスに破れた時も、それでもバスケ漬けのシーズンが結局は楽しかったとコメントしたレブロンを好きなのだ!
さて第2戦も点数では拮抗し続け、ディフェンスではターンオーバーを誘い、オフェンスではシュート確率もいいのに、引き離しきれない展開には力が入った。
ただ1Qからスパーズの3ptが大当りしていることは、ペイサーズとの第6戦でヒートが同じく1Qで3ptが当たりすぎて負けた試合を思わせて、ヒートにとって良い目にも思えた。
レブロンは前半シュート確率が良くなかったのだけど、チャルとの連携や、パスから3ptシューターが決めるシーンは多くて、本当にチーム全体で誰かが決めて繋いでくれるのが良かった。
今日とられたファールは2つとも「ええ!?」って感じで、動かないためにわざと身体を固めたように思ったスクリーンでムービングをとられ(「動いてねーじゃんッ!」と叫んじゃいました)、ダンカンのリバウンドを後ろから絶妙に奪ったと思ったのがルーズボールファールをとられた。
どうもこの審判の人がいるときはいつも妙なファールをとられて気になるんだけど! と思っていたら、昔ベンチにいる選手が笑ったからといってファールをとったこともある厳しい(?)判定で有名な人らしい。すごいルールブックだな…。
しかしファールをとられたレブロンが憤然としながらも行儀よくコートにボールを置いて、怒った足取りで反対サイドへ歩いていくのを、ちょっと微笑ましく見て楽しんでしまった。可愛い。
3Q終盤からの怒涛のランは素晴らしくて、この勢いこそ対スパーズ戦には必要なものじゃないかと私は思っている。勿論、我慢して繋いで繋いで、それからの爆発力…という話だけど。
さてさて今日のヒーロー、チャルマーズ!
この人も本当に小生意気で利かん気でいいなあ!!
They are on a ropeと思った時、"Let's go for the kill"とか言ったらしい。で、レブロンは"I'm with you"と答えたとか。
他のみんなや、他でもなくチャルのお陰で、wait for my timeできたというのがレブロンのコメント。そう、結局はレブロンもいつの間にか17点はとっていたのでちょっと驚いた。
いや、今日は得点はさることながら、物凄い完璧みたいなブロックがあったことも忘れられないけど!
ところでダンカンってチェブラーシカに似ている気がする。