vsサンズ戦

若手中心で再建中のサンズとの対戦でしかもホーム。
チャルマーズが股関節を傷めていてお休みとのことで、スターターPGはコールが勤める。
コールはその点、チャルより恵まれているなー。
ヒートというチームのシステムが既に築かれているので、あっさりチャルのカバーに第2オプションとして使って貰える。
チャルは同じ年の頃、チームの中にいいPGがいないいないと言われ、チャル自身を正PGとしては使って貰えていなかった。
勿論コールの方が既に安定していて無難に仕事ができる、というのは言えるだろう。ディフェンスも上手い。チャルはムラがあったから。
コールのカバーとしては、メイソンJr.が入るのだけれど、今季移籍のこのベテランの地味な風貌は応援したくなるものの未だパッとしない。
ビーズリーのハマり具合に比べて、役柄の違いがあるから仕方ないとはいえ寂しい限りだ。もうちょっと3ptがいけてもいいはず…というか、そうでもないとなかなかヒートでは活躍できないだろう?
 
さて、前半で一旦引き離しかけたヒート相手にしっかり取り返して2Q最後の攻撃で同点までもってきたサンズ。なかなか立派。…と余裕をもって見られるくらいには、やはりヒート優勢だった。前半同点にされた残り時間で、レブロンがおもむろに3ptを決めて折り返す貫禄っぷり!
ウェイドの動きもキレていて、無理くさいゴール下へのペネトレイトでand1を貰って決めるのが、本当に曲芸じみた上手さなので、ファンが多いのもわかる。
「え、そんなの決まるわけないよ…」と思える球がゴールする瞬間のワクワク感ったらない。
レブロンは曲芸っぽさはあまりなくて、力強くねじ込む感じ。海を割るモーセみたいに、人波を割って道が開く印象なので、爽快感がある。
サンズはディフェンスのいいチームとのことだったけれど、レブロンに対してダブルチームで行かず、ポストプレイとなるとレブロンの独壇場だった。
そうは言っても、振り返りざまシュートって決まらない時は決まらないよねえ? それともディフェンダーが大したプレッシャーになっていなければ、あれくらいの距離は楽々と決められるものなの?
ともあれ同じ形で3度も決めたのであった。
 
試合終了後はインタビューを受けるレブロンの後ろでウェイドが側転していた。浮かれて怪我すんなよー(笑)