辛勝になるはずじゃなかったvs ブレイザーズ戦

そういえばオルドリッチは休場中だっけ?

そのお陰かブレイザーズのシュートはあまり決まらず、前半から3Qまではヒートのディフェンスも良くて、久々に堅調な試合運びで8点ほどのリードを守ったまま推移していた。

1Q途中、最初から良い動きを見せていたチャルが勢いのあるレイアップを決めたもののそのまま転倒、膝を抱えてのたうち回ってコートを去ったため気が気じゃない思いをしたけれど、後からゲームにも復帰してきたのでホッとした。

あとはウェイドの蝶ネクタイに騒然!(笑)

いや、日本では子供かコメディアンの専売じゃない? 外国の人は感覚が違うんだってわかるつもりでいるけど、どうも蝶ネクタイでおさまりかえっている姿を見ると笑ってしまう。黒のリボンタイならまあそうでもないけど、柄モノだしコメディアンまんまだろ!と。

まあそんな気の緩みが出たのか(←根拠のない言い掛かり)、4Q残り7分半位から目に見えてペースを落としたヒート。時間を使うのは定石のようで、たかが8点ごときリードで守りに入るには早すぎやしないかと一人ハラハラしていたら、そこから5分程は確かに点差を守った。がー、しかし、ここでやるのか!?というターンオーバーの続発に加えて3ptも決められて残り44秒にして2点差にされてしまった! 言わんこっちゃない!

ちょっと前まではセイフティーリードで試合を終えられるかという期待もあったろうに、まったくの危険水域に突入! そりゃ客席もこぞってスタンディングになるよ。もうどうしてくれんのよ!?

コールが激しいディフェンスにかかって、もつれた拍子にバランスを崩してファールを取られ、相手チームにボーナススロー。この2本も決められ、残り30秒で同点にされた。

ヒートにはタイムアウトもあまり残っていない。20秒タイムアウトの1つを使って打ち合わせ……珍しくレブロンが戦略ボードに指を添えて口出ししている姿が見られた。

スローインのボールを受けたのはレブロン。レイ様が気のない感じもしたけれど3ptラインを大きく回って掻き回す動きを見せて、それでレーンが見えたのかドライブインしたレブロンのレイアップが決まった。

残り6秒程の攻防で、リラードのゴールへの動きも良かったけれど、当日誕生日の主役ボッシュが高い位置でドンピシャのブロックを決めたのだった!!

2点差の辛勝! まあアドレナリンは出たけどね。