隣の芝生・スパーズ20連勝も間近

スパーズ@ペイサーズ戦が気になるというのも、踊らされている感が否めないけれどお誂えにTV放送があったので見る。

スパーズのバスケットボールの美しいこと!

そりゃあトニーパーカーのレイアップの切れ込みの速さも尋常じゃなかったし、ゴールとボールが糸で繋がっていて、引っ張り込まれてんじゃないか!?というようなシュートもあったけど、そういう異能任せの凄さじゃなく、多くの場面で見られたパス回しの美しさに惚れ惚れした。あとはカウィの格好良さにホレボレ。急に大きく走り出すことがあって、それが次のプレイに繋がる動きだったりするんだけど、その判断の良さが素晴らしい。ここで飛び込むのか! とか。

そんなわけでペイサーズに土がついた。

じゃあ一方ヒートvsラプターズはどうなった? と続けて確認。

レブロンは比較的ラプターズは得意な印象があるけれど、相手も今季は3位につけており調子がいい。ヒートの動きも悪くはないけれど、始めのリードを逆転されるとしばらくはラプターズに先行される展開だったので、結局またペイサーズと仲良く勝敗を揃えちゃうんだろうかと気を揉んだ。

スパーズの試合を見た後だと、どうもヒートの動きは雑に見える。そこでロングパスしてターンオーバーになるなんて勿体ないことしないでよ! 速攻が売りなのはわかるけど、TOで自滅していた試合も何度かある。もっと落ち着いてボールを回していいんじゃないの?

あとは攻撃の展開がなんとなく単調な気がした。これもスパーズに比べてだけど、ハッとするようなパスがあまりなくて代わり映えしない。1パスで受けた人のシュートが決まるうちはいいけど、それが落ちてしまったら他に打つ手を期待できない。レブロンが取れていればいいというものではない!! もっと選択肢がないと!

とか言って実際は、勝ったからこそ言えるんだけど。負けていたらそれどころではない。

結局2Qの途中から再逆転して、後はしばらくリードのまま続き、4Qで3点差まで迫られた時はいかがなものかと思ったけれど、そこからはおかしなことにはならずにしっかり勝利をものにした。

次はそろそろレイ様も戻ってくるかなー。ウェイドが前回ものすごく息が合ってなかったので、身体の故障もさることながらそっちが心配。ウェイドとレブロンが噛み合っているときのアリウープなんかは、やっぱりもの凄いもの! なんだかんだ言ってもプレーオフは期待しているので、うまくいって欲しいものだ。