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いよいよNBA開幕~!

開幕緒戦はここ数年負け知らずのレブロンさん。4年ぶりの故郷をホームゲームとする「スペシャルな夜(本人談)」に、、、ちっとも調子が出ない!(泣)

シュートが決まらないのはさておき、そもそもボールを保持する時間が短い。ポジションが遠巻き。すぐパスしてしまうのはいいけど、受け手に意図が伝わっていなくて(?)ターンオーバーになった場面が本当に本当に多かった。

チームとしては前半はリードする展開だったものの、いつまでも調子に乗れないレブロンに、相手は乗ってきたというか、こっちは乗れなかったというか、逆転を許し、あとは2度と再逆転することもなく終わってしまった。レブロン前半4ptだよー!? ありえなーい!

連続2桁pt記録が途絶えるかとヤキモキしたが、そこは流石に本人も考えたのか最終的には17ptまで稼いだ。レブロンにしては少ないね、と言われる得点である。

まあニックスは、メロとJRが良かったし、レブロンがあの調子ではむべなるかな。久しぶりの開幕黒星スタートだ。

続けて翌日は、今シーズン、レブロン擁するキャブスと2強と予想されているブルズとの対戦だった。

言っとくけれど、活躍できなかった試合の次の試合で爆発的に活躍する確率がとっても高いのがレブロンなんだから!! …というつもりで見ていたら、まず1本目のシュートが軽やかにストンと決まる。ああ、これは良さそう♪ とニンマリ。この試合では前回とうって変わってボールを自分でも運ぶし、個人技的な得点も積極的に取りに行くし、やっぱりそうこなくっちゃ! という感じ。

とはいえ、チームとしてのまとまり具合で言うと断然ブルズの方が良くて、キャブスはどうにも危うい雰囲気なのだった。つぎはぎしてぎくしゃく。まあメイン選手が2人もドカン!と変わったわけで、まだまだまだこなれるわけがない。なぜかオフェンスリバウンドを取りまくるT.トンプソンのおかげで、得点はキャブスの方が先行していたものの、4Qで追いつかれ追い越されたハインリックの連続8ptが決まって解説実況はもうすっかりブルズの勝利ムード。レブロン、カイリーと続けてターンオーバーをしたのも、キャブス今日は駄目感を煽ったのだが、まだ45秒ほどを残して早々にレブロンのマークマンがファールをしたのがまた試合の流れを変えた。ここで2本とも外さなかったレブロンも偉い!

続いてカイリーが強気にペイントへ切れこんだのをタージ•ギブソンが掴まえてしまい、これもファールに。カイリーはそのままレイアップを決めて、これがバスケットカウント&1スローになった。けっこう手前のファールだったけれど、ドリブルなしでシュートへいった流れに淀みはなく、いいジャッジだったと思う。この1スローもきっちり沈めて、同点に!!

そしてOTの立役者は贔屓目ぬきでもレブロンだった。きゃあきゃあ♪

レブロンは『(キャブスは)カイリーのチーム』って言ってるみたいですけど……」と解説者がニヤリと笑う声で、「情報操作ですね」と一刀両断。王様は割合と頭脳派ですから(笑)。まあレブロンにはレブロンの理想があるんでしょう。でもって、それこそリーダーはレブロンがやるべきだと思う。カイリーにはエースになってもらわねば。まだみんなの立ち位置を模索中なのはわかるけれど、その変遷もまた楽しみである。