予想を上回る

ホークスとの直近での対決での負けと昨年のスパーズとの決勝戦のイメージが相まって、私の中ではこのカンファレンスファイナルはホークス優位の予想だった。

ところが、どうも世間の決勝予想はキャブスvsウォリアーズが大勢? そうなの?

そんな中、GAME1。緊迫した得点推移ながら、どこか心に余裕を感じるのは、キャブスのディフェンスが良いからだ。

シーズン中、何度も崩壊するディフェンスに歯噛みしたことが嘘のように、美しくカバーに入る面々。昨日は特にシャンパートが素晴らしかった。決してコーバーをフリーにしない密着ディフェンスで、キャッチ&シュートのタイミングを挫かれてパスするシーンを2回は見た。昨日のコーバーのシュートタッチ自体はとても良かったけれど、アテンプトごと減らしてしまえばいいわけだ。

日替りヒーローは満場一致のJRスミスだろう。あんまりシュートが決まり過ぎて調子に乗って、パスしないで持ちすぎて最後は自滅しないかと心配したが、4Qで2本決めた後、アリウープのお膳立てでアシストも成功させて、あのランは全部JRの得点みたいな気分になった。

カイリーはどうしてもディフェンス面で足がついていってない場面を見るけれど、オフェンスの切れ込みは故障を感じさせない動きを見せた。得点自体は少ないけれど、レブロンの得点が止まった時にペイントを切り裂いて欲しい。

レブロンは得点では2Qが良く、足を捻ってからは、特に4Qの後半は何本も何本もゴール下でのジャンプショットが決まらなくてヤキモキした。ファールもちっとも貰えないし。

でも! 4点差まで迫られた残り47秒。おもむろにタイムアウトをとって、セットしたプレイは!! レブロン中央突破によるスラムダーンク!!!

すごく満足。うっとり。

しかし、Cファイナルでこんな順調に勝つレブロンをかつて見たことがあるか? いやない!……ような気がする。いやどうだっけな。いずれにせよ、どうあっても不安なのー(泣)

怪我人が多いし、長引くとやっぱり不利になってくる気がするので、一気に行って欲しい。