おめでとう、カイリー!!

嫌なことがあって塞いだ気持ちだったんだけど、昨日録画してまさかのレブロン休場のためがっかりしたから半分までしか見ていなかった試合の残っていた半分を見たら、すごいことになっていた!


1Qラブとカイリーの活躍で調子良く始まったキャブスだが、2Qにまたもや失速し、カイリーこそ調子を保っていたもののラブはすっかり鳴りを潜めて、2Q単独ではブレイザーズと同点、1Qの貯金がじりじりとなくなっていく後半は、ほとんどカイリー頼りになってしまってヤキモキした。


カイリーがコケたらチームがコケる危うさに冷や冷や、ラブの存在感の無さにハラハラ。


しかしなんとかかんとか繋いで、カイリーは調子を落とさず、とうとう得点は自身のキャリアハイを更新!これで、試合に勝ちさえすれば、いい試合になるんだけれど、そこはブレイザーズ! ちっとも譲ってくれない!  本当にまったく、オルドリッチこそシューティングマシンだと思う。ブレずによく決まる決まる。

一時は逆転されてしまったのを、ラブのアシストからカイリーが3ptを成功させて、球団記録である1試合3ptシュート成功数10本に並んでみせ、同時に同点で試合を振り出しに戻した。そこから2点をキャブスが先取したものの再度残り27秒で同点に追いつかれる。


ボールはキャブス。当然ながらタイムアウトで入念な打ち合わせをする。さあ、どうデザインする、ブラットHC!?


まずはカイリーがボールを持ってゆっくりドリブルし時間を使った。他の4人は両サイドに分かれて寄って、完全に中央を広く開けるアイソレーション勝負だ。見ている人間の8割方がそこからゴールへドライブするだろうと思っていたろうシーンで、一瞬ドライブかと思わせてディフェンスが下がった瞬間に、3ptラインの手前でカイリーが放った!! これが決まって3pt!! 球団記録更新! 単独トップだ!

決めるカイリーもカイリーだが、この劇的デザインをやらせちゃうブラットさん! 素敵じゃ〜ん!!


まあレブロンがいなかったからこそ実現した試合なのが痛し痒しとも言えるけれど、カイリーのためには記念となる試合である。おめでとう、カイリー!